PEARL HARBOUR パールハーバー

戦闘機はハワイ・シンガポール・ダボア・WAKE・グアム・ルソン・上海湾にある基地を同時に攻撃しました。その日のその時刻、明けの明星が昇るころ。それはまさにアジアの人々がながらくブッダの悟りを祝ってきた日であり、時刻でありました。


そしてそれから70年経った今、15代目茶の宗匠はUSSアリゾナの記念式典で献茶を捧げました。この茶を捧げる式の目的は多くの亡くなったアメリカ人を追悼するのと和解したいとの彼の思いが込められています。聖徳庵でも私たちは世界の平和を祈り四方へ捧げる一碗のお茶を一緒にしました。この捧げられたお茶碗はSHIBATA KANNJIROU先生から頂いたもので、名前は光の恩恵です。ハワイで作られうっすらとした青みをおびとても真っ黒なお茶碗です。そして暗い空に光をさすようなシルバー色に修繕された茶碗に感銘を受けた。床の間の掛け軸は「一碗乾坤潤」の5つの漢字です。一碗のお茶は天と地の間にある全てのものを甦らせる大きな力を持っています。


私が裏千家で鵬雲斎大宗匠と一緒に学べたことは幸運でした。私はこのことを人々に大きな感謝と誇りに思っていることを伝えたいです。そして一碗の思想や一杯のお茶を捧げることの大切さを人々に
伝えていくこともまた私にとっては大きな喜びです。


偉大な大宗匠の教えの一部をこのサイトの下の部分に記しています。どうかご覧ください。